| 帯状疱疹予防接種（生ワクチン：ビケン）は予約制（8800円）で当皮膚科26人行い、はじめて副反応がありました |
| 2024/04/24(水) NEW |
| 帯状疱疹の予防接種は50歳以上の方が対象ですが、自費診療となります。 当皮膚科では、副反応が少ない、ビケンの生ワクチンの予防接種を8,800円（税込）で注射しています どれくらい副反応がすくないかというと、平成25年から令和3年のデータで0.002％です これは、ほとんど小児の水痘に対して行った副反応で、帯状疱疹に行った副反応はほとんどないようです でも当院では26人目ではじめて副反応がありました 血圧があがって、少し息苦しく感じたようです（アナフィラキシーではありません）。院内で安静にしてもらい回復しました。その後は連絡つかないので不明です ただ、当院でおこなっているワクチンは、生ワクチンというように弱毒化された生きたウイルスが含まれていますが、小児で水痘ワクチンと長年施行している安全性の高いワクチンです。 1回の接種で済みますが、有効性は約60％で、5年を超えると有効性が低下します。 コロナのワクチン同様、あくまで任意接種で、副反応が全くないわけではありません。 また免疫不全の方はワクチン接種ができません。（非寛解状態の血液癌、造血幹細胞移植、免疫抑制療法中の方） 希望の方は電話でも予約できます 生ワクチンは70歳までに打っておくと良いとされています。 過去5年以内に帯状疱疹発症歴がある場合、すでに抗体ができている可能性がありますが、一度発症したことがある方でも再発する可能性があります。 発症から5年以上経過している場合は接種をお勧めします。 ワクチン接種による予防効果は生ワクチンの場合約50～60％（取り扱いない不活化ワクチンは約97％以上）発症を抑えるとされ、また、発症した場合の神経痛も1／3程度に抑える効果があります。 当皮膚科では、不活化ワクチンのシングリックス®の注射は行っていません。 不活化ワクチンは、注射部分の痛み、腫れ、倦怠感、頭痛など副反応強くでる傾向があります。（症状は3日～1週間以内） 効果持続時間が短くても、副作用が少ないので、生ワクチンのビゲンの注射のみ行っています。 副反応があこることもないわけではありませんので、十分にご検討の上、ご予約ください。 |
