当皮膚科でアトピー性皮膚炎の注射薬デュピクセントを開始したのは24人(小児3人)です |
2024/03/27(水) NEW |
注射薬デュピクセント(デュピルマブ)は、アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因を抑える薬で、 生後6か月以上の小児のアトピー性皮膚炎で保険適応があります 今までの治療で十分な効果が得られなかった中等症以上のアトピー性皮膚炎の患者さんが対象の治療薬で、高い改善効果と安全性があります しかし保険適応の条件が細かくあり、定期的に通院しても通常の治療薬(ステロイド)では効果がない方のみとなります 申し訳ありません 重篤な副作用は当院でもなく、眼瞼の炎症が2人でましたが、2人とも治療は継続しています 小児(12歳以下)に関してはまだ3人だけですが、効果はあり副作用は今のところありません。 小児に関しては、ご両親は治療希望されるのですが、患者本人が注射拒否で、注射治療導入できないことが多いです。 医療費が高額ですが、15歳以上の方は高額医療費制度を活用していただいています。 またこども医療費の支給制度は使えますので、今年の3月までは15歳の中学生まで無料(手続きや一時支払いはあります) 4月からは18歳までの高校生までは無料です。 医療費に関する相談も、医師の診療後、看護師・事務よりご案内します。 |