10月以降、子宮頸がんワクチンの接種は無料2回、有料1回 |
2024/10/01(火) NEW |
子宮頸がんワクチンは3回受ける必要あるのですが、最初の1回目を9月末までうけないと一部が自費になってしまいます 10月からは接種できますが、2回は無料(公費)で、1回は有料になります 当皮膚科では子宮頸がんワクチンの接種はしていません 認知のためお知らせに追加しました 希望の方は、小児科、産婦人科で申し込んでください こばやしこどもクリニックでも受付しております(成人でもOK) 定期接種を外れてしまうと任意接種(有料)となり、1回3万円ぐらいかかります(クリニックによりかわります) 日本では毎年1万人の女性が子宮頸がんにかかり、2900人が亡くなっています 近年は若い世代で多くピークは30代です 子宮頸がんワクチンと、20歳以降の定期的な子宮がん検診受診とで子宮頸がんはかなり予防できます もちろん副反応はあります(痛いです)が、重篤な副作用はほとんどありません 子宮頸がんワクチンは2013年に定期接種となりましたが、 当時、子宮頸がんワクチンの副作用で“歩けない、痙攣する”などの症状を訴える車いすの少女たちのセンセーショナルな映像が連日マスコミで報道され、 その影響でワクチンは“積極的勧奨の中止”となりました しかしその後、厚生労働省の調査の結果、マスコミで報道されたような多様な症状の原因が子宮頸がんワクチンであるという科学的証拠がなく、子宮頸がんワクチンとの関連は現在のところ否定されています 子宮頸がんワクチンを打ってない人たちにも、同程度に急に歩けなくなった等の様々な症状を訴える症例があることが名古屋市の調査でも報告されています ただ予防接種による心理的ストレスをおこすこともあるので、本人が予防接種について理解したうえで行う必要があるとは思います ネットでいろいろ検索してご検討いたければと思います |