| OTC類似薬の保険適用を外す政策はまだ撤回できます |
| 2025/07/08(火) |
| OTC類似薬の保険適応外す政策はまだ決まってはいません 選挙次第でまだ撤回できます ぜひ選挙に参加を 日本医師会に賛同していただければ幸いです(私は医師会に入っていませんが) ちなみにOTC類似薬とは、医療保険の対象となる医薬品のうち、市販薬と同様の成分が含まれるもの(胃薬のガスター®やアレルギー薬のアレジオン®などが該当)の保険負担を外し、全額自己負担にするというものです。 これが通れば、たとえば花粉症で一般的に使われているアレジオン(成分名はエピナスチン)に保険が効かなくなります。高齢者や、全額公費助成で自己負担がない高校生までの小児にとっては、大きな負担増になります。子育て支援の方針と逆行します 例えば手術うけた場合、痛み止めや抗生剤の軟膏は市販薬購入してくださいと。 負担増になる方が多いと思われますが、普通の診療の場合、診察料、処方箋料、薬局での諸経費もかかるので3割負担の方に関しては一概に薬代が高くなるとは言えないと思います 皮膚科でいえば、アトピー性皮膚炎や、慢性蕁麻疹、花粉症等の慢性疾患の患者さんには不利益と言えると思います ただ医療費の削減も待ったなしの状況ですが、この方法が果たして医療費削減に本当に有効なのかは不明です 削減できた財源を、高校無償化の財源にするという話もあります またOTC類似薬に含まれる薬は、今後増やすつもりだと思います。今リストにない薬もターゲットになっています。ニキビ薬もそのうちに入るという噂(これも噂レベルですが)です 個々に調べて、ぜひ選挙に参加していただけばと思います |
