| 野外活動の際には、マダニに刺されないよう肌の露出を控え虫除けスプレーを |
| 2025/08/04(月) |
| マダニに咬まれると重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などの病気になることがあります(確率は低いですが) 日本紅斑熱は抗生剤が効果ありますが、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は有効な薬やワクチンはなく、治療は対症的な方法しかありません その重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が関東でも報告されました 症状には、発熱や嘔吐、下痢などのほか、失語や意識障害、皮下出血や下血などがあり、致死率は6.3~30%とされます レジャーや野外活動の際には、予防のため肌の露出を避け、虫除けスプレーを使用してください 虫除けスプレーの有効成分はディートとイカリジンがありますが、ディートがおすすめです 年齢関係なく使用できるのはイカリジンですが、蚊、ブユ、アブ、マダニの4つのみの効果となります ディートは加えてノミ、イエダニ、サシバエ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ツツガムシへの効果も期待できます 薬局(ドラッグストア)で相談してください *ディートやイカリジンの濃度は、"強さ"ではなく、"持続時間"を示しています。(ディート30%で約6時間、15%で5時間、10%で3時間の作用時間とされています) *製品の使用上の注意を必ず確認ください *日焼け止めとの併用は可能ですが、日焼け止めを先に使用してから、虫除けを塗るようにしてください *スプレータイプは直接吹きかけるのではなく、大人の手にとって塗りましょう *虫よけは蚊を寄せつけないのではなく、塗った皮膚から有効成分が揮発することで、寄ってきた蚊の感覚をマヒさせ、刺せないようにするものです |
