| ニキビ(尋常性ざ瘡)治療は9歳からできるようになりました |
| 2026/03/10(火) NEW |
| 今までニキビ治療は12歳以上でしたが、ベピオウォッシュゲルという薬が発売され、9歳から治療できます 従来のものと違って、薬を塗って、その後薬を洗い流すものになります 使用方法は外来受診の際に説明します(薬局でも) その他のニキビを予防する薬(ディフェリン、ベピオ、デュアック、エピデュオゲル)は12歳以上になります 副作用(赤み、ガサガサ)があるので、使用開始後に効果を見ながら、一人一人の体質にあった薬を選択しています ニキビを予防する薬には、おおまかにディフェリン(成分名:アダパレン)とベピオ(成分名:過酸化ベンゾイル)の2種類になります。エピデュオゲルはこの両方が混ざったもの。デュアックはベピオと抗生剤のクリンダマイシンが混ざったものになります 日本や欧米のガイドラインではニキビ治療の第一選択薬として使用をこれらの薬が推奨されています ディフェリン(成分名:アダパレン)は、ビタミンAに似た成分のレチノイドという種類の薬です。白ニキビ初期に効果あり、異常な角化を抑えて角質が厚くなるのを防ぎ、毛穴の詰まりを改善する薬です。また抗炎症作用もあるため、毎日塗布することでニキビを予防する効果も期待できます。 ディフェリンの副作用は多くの場合、2週間ほど塗り続けると肌荒れは出にくくなります。 ベピオ(成分名:過酸化ベンゾイル)は、ニキビの原因菌であるアクネ菌などの細菌に対する抗菌作用と角層剥離作用を有することから、炎症性皮疹および非炎症性皮疹(コメド)に対して効果を有します 副作用がディフェリンと違い、塗り続けても肌荒れの症状が軽減しないことが多いです。 さらにベピオゲルは塗りはじめに肌荒れが出なくても、使用を続けているうちに肌荒れすることがあります。このようなときは、ベピオゲルの成分である過酸化ベンゾイルに対するアレルギーの可能性があります。もし薬を外用していない顔全体や首に腫れや赤みが出たときには、使用を中止してください。 両者を混ぜたエピデュオゲルは効果が高い反面、刺激も強いため、まずはベピオかディフェリンどちらか一方から使い始めで、最初からエピデュオゲルを使用することはあまりありません ディフェリンは妊婦や妊娠している可能性のある方には禁忌(催奇形性)のため使用できません ベピオは妊娠中でも使えるとしているクリニックもありますが、安全性を確保できないため当院では使用できないとしています。ご了承ください 妊娠中の方にはアゼライン酸外用をすすめております 当院ではその他、希望あれば漢方治療薬も処方します。その人にあった漢方薬を処方しますが、必ず効果あるとは限りません。1か月様子みて効果感じられなければ他の薬に変更します。 またビタミン剤希望の方も多いですが、処方は基本的に18歳以上とさせていただいています。その理由は食育をしてほしいからです。 またスキンケアも指導しております。ノンコメドジェニックテストしてある化粧品を薦めております。試供品もお渡しします 食物アレルギーで二キビが悪化あると感じている方もいると思います。基本的に直接的な関係は示唆されていませんが、小麦アレルギーで腸内環境が悪化し、ニキビが悪化することもあります。希望あればアレルギー検査行います。 ニキビ治療は継続加療が必要です。1年以上かかると思っていただければと思います |
